家計調査
家計調査の意味/解説/説明
家計調査とは、総務省統計局が毎月実施している統計調査である。
全国の全世帯(学生の単身世帯を除く) を対象としておこなっている家計収支の調査のことをいう。
都市別、地域別、収入階級別、そのほか世帯の特性による集計結果によって、国民生活の実態を毎月明らかにし、国の経済政策・社会政策の立案のための基礎資料を得ることを目的としている。 家計調査は昭和50年総理府令第71号に従って実施されている。
家計調査報告は2人以上の世帯の調査結果については、原則として、調査月翌々月上旬に公表される。これには主に、地域・世帯・収入区分ごとに1世帯当たり1か月間の収支金額(品目別では購入数量を含める) がまとめられている。 また、年平均(品目別は年計)の結果をまとめた「家計調査年報」は翌年6月ごろに刊行される。
基幹統計調査である家計調査は、調査の対象となる個人又は法人その他の団体に対して報告義務を統計法第13条で規定している。 また、同法第61条では、「基幹統計調査の報告を拒み、又は虚偽の報告をした者」に対して「50万円以下の罰金に処する」と罰則についても規定している。
家計調査の歴史
大正5年高野岩三郎が主宰して実施した「東京ニ於ケル二十職工家計調査」がはじめての近代的家計調査 である。
大正15年に内閣統計局が全国規模で家計調査を実施し、その後、昭和6年から18年まで毎年おこなわれた。
昭和21年から「消費者価格調査」として開始され、25年から本格的な家計調査となった。昭和28年4月からは名称が「家計調査」になる。
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