嚥下障害
嚥下障害 の意味/解説/説明
嚥下障害(えんげしょうがい)とは、食べ物を飲み込む動作がうまくできない状態をいう。
嚥下障害は、病気、加齢などによって起こり、食べ物をのみ込みにくくなる、飲み物を飲むとむせる、などの症状が現れる。
また、嚥下障害によって、食べ物が本来通るべき食道ではなく、気管に誤って入ることを「誤嚥(ごえん)」という。誤嚥は「誤嚥性肺炎」の原因にもなる。高齢者は加齢により嚥下する力が衰えると、誤嚥性肺炎を引き起こしやすくなるので注意が必要となる。
嚥下障害のリハビテーション(基礎訓練)は、食べ物を使用せずにおこなう。食べるために必要な筋肉を動かしたり、刺激を加えたりして、口腔周辺の運動や感覚機能を促し、摂食による誤嚥のリスクを予防して安全に食を楽しむことを目的としている。
嚥下障害 の言葉のなりたち
嚥下障害という言葉は、2つの漢字から成り立っている。
- 嚥下:えんげと読み、食べ物を飲み込むことという意味
- 障害:しょうがいと読み、体の機能が正常に働かなくなることという意味
つまり、嚥下障害は、食べ物を飲み込む機能が正常に働かなくなることを意味する。
「嚥下」の「嚥」という漢字は、2つ以上の漢字を組み合わせて、新しい意味を表す会意文字である。
- 口:口を表す
- 燕:ツバメを表す
ツバメの子が親鳥から餌をもらい、口を大きく開けて飲み込む様子から、口へんに燕(つばめ)と 書いて「飲みこむ」という意味の動詞「嚥」という漢字が作られた。
つまり、「嚥下」は、食べ物を口から食道へ送り込む動作を表す漢字である。
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