らくらくホン
らくらくホン の意味/解説/説明
「らくらくホン」は、NTTドコモが高齢者や携帯電話操作が苦手な人向けに開発したシンプルで使いやすい携帯電話シリーズのブランド名である。
らくらくホンシリーズは、大きな文字と画面、簡単な操作性、聞き取りやすい音質、押しやすい大きなボタンなど、ユーザーフレンドリーな設計が特徴である。らくらくホンには、折りたたみ式のガラケータイプのモデルから、タッチスクリーン機能を備えたスマートフォンタイプまで、幅広い製品が展開されていた。
ぎゅっと押した感触の「らくらくタッチパネル」をはじめ「うっかりタッチサポート」や「おまかせタッチ」といった、押し間違いによる誤操作や誤入力を防ぐ機能を搭載している。またスマホでは物理的なホームボタンがついているところも特徴である。
らくらくホン などシニア向けスマートフォンについて
らくらくホンは1999年10月に松下通信工業製の初代製品「P601es」が発売されたのがはじまりである。2001年からは、富士通製品となる。
2012年8月、初代「らくらくスマートフォン」が発売される。 その後「らくらくスマートフォン」は2022年発売の F-52Bから富士通グループから独立したFCNT製となる。
2023年5月 FCNT株式会社の民事再生手続開始に伴い携帯端末の製造・販売停止となった。ドコモ では、FCNT社製品の販売・サポートについては継続するとしている。
シニア・高齢者向けスマートフォンでは上記以外に、「かんたんスマホ」シリーズや「シンプルスマホ」シリーズがある。
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