シニア女性の75%は開運習慣をもつ!?シニア女性にとっての開運とは? ~シニア女性の開運に関する意識と実態調査~

多くのシニア女性は開運に関する習慣を取り入れています。シニア女性はどのような開運のテーマに関心があり、開運をどのようなものとして捉えているのでしょうか。

本記事では、ハルメク 生きかた上手研究所が実施した調査結果から読み解いていきます。

目次

50代以上の女性の75%は何かしらの開運習慣を取り入れている


ハルメク 生きかた上手研究所では、2022年11 月25日~11月28日にかけて、50~84 歳の女性を対象に「シニア女性の開運に関する意識と実態調査」をWebアンケートにて実施しました。以下では、その調査結果の一部をご紹介します。
<調査概要>
■タイトル:シニア女性の開運に関する意識と実態調査
■調査手法:Webアンケート
■調査対象:50~84歳の女性
■有効回答数:537名
■調査期間:2022年11月25~11月28日
■調査主体:ハルメク 生きかた上手研究所


まず、開運のための習慣を取り入れているかを尋ねたところ、4人のうち3人にあたる約75%が、何らかの開運習慣を日常に取り入れていることが明らかになりました。


開運習慣トップは「寺院への参拝」!そのほかの習慣とは?


具体的な開運習慣としては「寺院を参拝する」(49.0%)「占いをチェックする」(33.8%)「お守りを身に着ける」(29.1%)が上位にランクインしました。
寺院参拝をしている方の割合は、いずれの世代でも最も多いことがわかりました。一方で、年代別で差が開いた習慣は「パワースポットに行く」「家の中に風水を取り入れる」「家の中に盛り塩を置く」で、いずれも50代の方の割合が最も高かったです。


 

また、習慣を取り入れている人のうち、開運にかける費用の年間平均は 11,550 円でした。お金をかける時期としては12月から1月が 74.9%と特に年末年始に集中することがわかりました。


シニア女性が開運目的で新年に新調するものとは?


ではシニア女性は、どのようなものを実際に開運目的で新調しているのでしょうか。
シニア女性に対して、開運目的で新年に新調するものを尋ねたところ、門松や熊手、だるまなど正月の縁起物が約50%と高くなりました。
次点としては、お札(36.6%)とお守り(36.1%)といったご利益のあるものが上位となりましたが、4位以降は意外にも「歯ブラシ」「下着」「お箸」といった日用品が挙げられています。
シニア女性向けに新年に向けて商品開発を行う際は、今回の調査をぜひご参考いただければ幸いです。


次章では、シニアが開運に関する情報源として参考にされるものをご紹介します。

開運に関する情報源として最も参考にされるのは、意外にも「WEBサイトやSNS」


開運に関心のあるシニア女性のうち、参考としている情報源について尋ねると、意外にも、「WEBサイト・SNS」(36.3%)を参考にしている人が最も多いことがわかりました。
次いでは、「本・書籍」(36.1%)、「雑誌」(32.3%)の結果となりました。


シニア世代の情報源の主軸であった紙媒体を押さえ、「WEBサイト・SNS」が最も多いという結果から、シニア世代にとってインターネットが重要な情報源になっていることが伺えます。
また、これは開運に限ることではありません。実際に、シニアのデジタルデバイスの利用率は年々増加傾向にあり、総務省の令和3年通信利用動向調査でも、50代のインターネット利用率は95.2%、60代は84.4%と、多くの方が利用しています。

 

出典:令和3年通信動向調査(総務省)

 

シニアのデジタル利用についてご興味のある方はぜひこちらもご覧ください。

シニア女性にとって開運とは、
「前向きさや安心感をもたらすもの」「日々の習慣」など


本調査では「あなたにとって開運とは?」という自由回答形式の質問も設けました。以下では自由記述の回答を抜粋してご紹介します。

 

● 52歳女性:「心の安定をはかるのに、あると便利な一つのアイテムのようなもの」
● 57歳女性:「気持ちを前向きにさせたり、明るくさせたりして、心の疲れを軽くするもの」

 

上記の二人のコメントにあるように、安心感や前向きな気持ちをもつためのものとして開運を捉えている方がみられました。


● 60歳女性:「普段の生活習慣を整えることを意識することで幸運が舞い込んでくると思います」
● 59歳女性:「周りの人が運んできてくれるものだと思います。だから、人には感謝したり、その気持ちを表したりすることが大切だと思っています」

 

また、開運を日々の習慣として位置付けている人や、感謝の気持ちに関連するものとして考えている人もみられました。


ここまでシニア女性の開運習慣についてご紹介しましたが、本調査では、開運習慣は幸福度などにも関連性があることが明らかになりました。具体的にどのような習慣が幸福度と関連するのかといった詳細は、以下をご覧ください。

 

シニア女性の開運に関する意識と実態調査 ~運気を上げるための習慣を取り入れている人は幸福度が高いことが明らかに~

 

社内シンクタンクである「ハルメク 生きかた上手研究所」では、本記事でご紹介したようなシニアに対する調査をハルメクの3,000人近くのモニター「ハルトモ」を対象に行っており、コンテンツや商品、サービスの開発につなげることが可能です。

 

「シニアのインサイトを理解したい」、「シニアの声を商品開発やサービスに活かしたいのだがやり方がわからない」などといったお悩みがある方は、以下資料をぜひご覧ください。

この記事の監修者プロフィール

生きかた上手研究所

生きかた上手研究所

ハルメク生きかた上手研究所は、雑誌「ハルメク」の全月刊誌販売部数No.1達成(※)を支えた社内シンクタンクです。「ハルメク」から生まれた4,500人を超えるハルメクモニター(通称:ハルトモ)とのつながりを起点に、コンテンツ・商品・サービスの開発につなげています。

※日本ABC協会発行社レポート2023年1月~6月

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