会報誌とは?広報誌との違いやハルメク流会報誌制作のポイント

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売上を上げるひとつの方法として、企業と顧客の関係性を構築し、継続していくための施策「CRM」が重要とされています。定期的に顧客に届く会報誌は、CRM施策として大きな効果が期待できる一方で、作り方によってはせっかく送付しても、ちらと見ただけで捨てられてしまうことも少なくありません。読まれる会報誌の作り方や、広報誌との違い、会報誌を作成するメリットなど解説します。

目次

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会報誌とは

会報誌とは文字通り「会」に所属する人に向けて発行する情報誌です。自社の会員のほか、商品やサービスを購入した人、資料請求をした人や無料お試しに登録した人など、いわゆる見込み顧客や既存顧客に定期的に届ける小冊子です。

質の高い会報誌は、手に取る顧客に繰り返し読まれ、企業に対する信頼を醸成します。商品やサービスへの愛着や企業ブランドのファン化を促し、顧客との関係性を高め、継続的な購買へとつなげます。

会報誌と広報誌の違い

混同されがちですが、会報誌と広報誌は似ているようで異なります。では、ふたつの違いを見てみましょう。

種別 対象 目的
会報誌 ● 自社の会員
● 顧客
● 見込み顧客

● 自社の活動を報告
● 定期的な情報発信で会員・顧客との関係性を深める
● サービスや商品の価値を高めブランディングを強化する
● 購入の継続率をアップ
広報誌 ● 不特定多数の読者
● 市場
● 不特定多数の人に向けて活動をPRする
● 企業や団体を知ってもらうための情報発信

広報誌は不特定多数の人や市場に向けて、企業や団体の活動や方針、運営について周知させるのが主な目的です。

会報誌は会に所属する人や顧客だけが対象で、顧客に合わせた情報を多く掲載。顧客や会員と企業の結びつきを強固にし、継続して購買してもらうために、企業や商品・サービスのブランドをアピールします。 

会報誌を作成するメリットとは

  • 顧客との関係を維持し、深め、距離を縮められる
  •  自社のブランド力を強化できる
  •  商品継続率や売上に寄与できる
  •  活字メディアに対する信頼度が高いシニア層へのアプローチに強い

サービスや商品を購入した顧客にとって、初回はあくまで「お試し」に近い感覚です。購入したモノ・サービスについてまだ多くを知りません。会報誌によって、商品誕生までの背景や詳しい情報がわかることで安心し、企業の取り組みや社員の活動を知るうちに親しみが増します。その結果、商品やサービス、企業への信頼も高まります。

定期的に発行される会報誌は、きちんと読んでさえもらえれば、繰り返し記憶に刷り込まれ、顧客との結びつきはより強固になるでしょう。会報誌を読むうちに、関連する他の商品についても関心が向く、クロスセルを高める効果も期待できます。

特に活字に慣れ親しんでいるシニア層にとって、会報誌は重要な販促ツールとなります。商品に同梱されていたり、自宅に届いたりする会報誌は、直接的な接点となります。シニア層はインターネットの情報には慎重で、逆に新聞や書籍、手にとって読める活字の情報を信用する傾向があります。自分の手元に届き、冊子を広げて読むという行為は、シニア層にはなじみ深く、安心です。

若い世代であれば、SNSなどによって情報が拡散されますが、シニア層のコミュニティはネット上ではなく地域にある方が圧倒的に多く、知り合いからの情報を信頼します。


さまざまなメリットがある会報誌ですが、そもそも「読まれる会報誌」でなければ、販促ツールとしての意味をなしません。重要なのは、「読まれる会報誌」を作ることです。

読まれる会報誌を作成するポイント5つ


  • 「誰に・何を」伝えたいのか
  •  企業の個性をだす
  •  読み応えのある内容
  •  見やすく読みやすいデザイン
  •  相互コミュニケーション

【Point1】「誰に、何を、伝えたいのか」

会報誌作成では、まず「誰に何を伝えたいのか」を明確にする必要があります。

「誰に」とは、対象となる読者層です。ペルソナ設定にはデモグラフィック(年齢や性別、所得などの属性をもとにターゲット層を分析)が役立ちますが、あくまでユーザー像であると捉えましょう。「誰に」の「誰」が、どんなことに関心を持ち、あるいはどんなことに悩んでいるのかを深掘りし、その答えとなるべき「情報」と売りたい「モノ・サービス」を結びつけて紹介することがポイントです。

また会報誌制作の軸となるコンセプトの策定も大切です。コンセプトは会報誌のベースとなる指針で、何を伝えたいか目的を示しています。コンセプトは、クリエイティブ制作や広報など、関わるすべての人と共有します。

コンセプトを大きな幹にして、枝葉をひろげるように関連する記事を掲載するイメージで企画・制作を進めていきましょう。

【Point2】 企業の個性をだしブランディングを強化する

商品やサービスをひたすら押し出しても、読者は「宣伝か」とそれ以上の興味を示しません。広告宣伝に飽き飽きしている顧客に対して必要なのは、商品やサービスを作っている企業の魅力を伝えることです。

会報誌で自社の強みを読者にアピールし、ブランディングを強化する企画を掲載するのがポイントです。そのために、まず自社の特色を整理し、強みや魅力を企画に反映させていきましょう。

ハルメク・エイジマーケティングでは、企業が何をめざして会報誌を出すのか、丁寧なヒアリングを行います。公式サイトのほか、関連する情報やプレスリリースを深く読み込み、企業の特色やブランドのカラーを十分に把握します。さらに自社も気づいていなかった強みを掘り起こし、読者が「なるほど」と思い、自分にとって利点がある内容だと思えるよう、新たな角度から工夫ある誌面作りを心掛けています。

ご依頼いただいている企業のご担当者様からは「ターゲットに合わせた視点となり、お客様に喜んで読んでいただける会報誌になった」「特集が好評で楽しみに読んでいただけていると感じる」とのお声をいただくことも多く、顧客の継続率改善も実感いただけているようです。

【Point3】読み応えのある内容

読み応えのある会報誌にするための4つのヒント

  •  ターゲット層の属性・年代・興味関心を精査する
  •  読者が必要としている、または関心がある情報をもとに企画をたてる
  •  直接的な広告宣伝ではなく、売りたいモノ・サービスに結びつく情報を載せる
  •  企業をより身近に感じられる情報と信頼度を上げる根拠の両方を提供する

会報誌の対象は、すでに購入履歴のある顕在顧客や見込み顧客です。関心があるからこそ購入しているわけですから、そこからより深く顧客にリーチするために「役に立つ」「知りたかったことがわかった」「なるほどと思った」と感じてもらえる内容にすることが重要です。


ハルメク・エイジマーケティングが支援しリニューアルした会報誌では、母体が出版社であるハルメクのノウハウを活かし、制作部員が直接お客様にインタビューを行い、具体的なエピソードを引き出しています。商品の感想だけでなく、趣味や日々を楽しむ工夫など、豊かなライフスタイルについても伺い、読む人の気分が前向きになり読後感の良い内容にしました。このようにシニアライフの楽しさを伝えられるよう誌面を改善したところ、読者の皆様にも好評で、ご依頼の企業さまにもご満足いただきました。


また、読むだけの価値がある、つまり読み応えのある内容にすることを意識し価値ある情報を提供した上で、購買やリピートといったアクションに自然とつなげていくことが大切です。

【Point4】相互コミュニケーション

会報誌による接点から、ターゲットと双方向のやりとりができる工夫を盛り込みましょう。接点だけで終わらないよう、点を線に、接点をつながりへと転換していくことで、リピーターを増やす、いわゆる顧客育成が成功します。

よくあるのはアンケートハガキをつける手法です。読者が企業に向けて自分から発信することでコミュニケーションがより充実します。

読者の声を会報誌に掲載するのも良い方法です。商品やサービスについての感想のほか、疑問や質問を募集し回答する、読者からの提案や「改善してほしい点」といった意見も掲載しましょう。メリットだけでなく、デメリットも明らかにする両面提示の効果によって、説得力が増し、信頼が高まります。実際にハルメクで制作する会報誌の多くは、アンケートハガキでどの企画が良かったか・それはなぜか、会報誌の評価を聞いて次の企画に反映しています。

相互コミュニケーションでは読者参加型の楽しい企画もおすすめです。クロスワードパズルや簡単なクイズに答えるプレゼントキャンペーンを行うと、読者である顧客は「参加している」気持ちになれます。川柳や俳句を投稿すれば、作品が選ばれたか、添削の内容は?と次に配布される会報誌を心待ちにするでしょう。
ただ、難易度には要注意。ハルメクでは、こちらもアンケートハガキや実際に読者の方にお電話で聞いてみるなどして、最適な内容を制作しています。

最近では、アナログ媒体である会報誌から、QRコードなどを活用しデジタル情報へと誘導することで、顧客へのアプローチを広げる手法も増えています。シニア世代は決してインターネットを利用していないわけではありません。SNSを駆使して情報を収集したり、自ら積極的に検索したりすることが少ないだけです。アナログからデジタルへ無理なく結びつけていくことも、これからのシニアマーケティングでは欠かせません。

【Point5】見やすく読みやすいデザイン

会報誌は読者の属性を考えて、見やすく読みやすいデザインにすることも大切です。会報誌の表紙はいわば「顔」です。顔の印象は大きいですから、ターゲットの関心に刺さるイラストや企業ブランドをイメージさせるような写真がおすすめです。もうひとつポイントになるのが見出しです。読者は見出しを流し読んで「あ、これ知りたかったやつだ」と思えばページを開き、熟読します。

さらに重要なのが、読みやすさです。特にシニア層にとっては、「パッと見てわかる・冊子を開いたとき、文字がすぐに入ってくる」リーダビリティは重要です。手にした時に文字が小さく、行間も狭かったら、それだけで「見づらいな」と会報誌はテーブルの上に置きっぱなしになり、新聞や他の冊子の下に埋もれてしまいます。


「会報誌を始めたいが何から行えばいいのか困っている」「会報誌を送付しているが効果があまりない」とシニア向けの会報誌で悩んでいるのなら、ハルメク・エイジマーケティングを検討してみませんか?

会報誌制作はハルメク・エイジマーケティングに!

20年以上、シニア向け雑誌や通販事業を通じて、会報誌をはじめとしたコンテンツマーケティングのノウハウを蓄積してきたハルメクのノウハウを活かしては、ハルメク・エイジマーケティングはシニア特化型マーケティング支援を行っています。シニア層にアプローチしやすい会報誌制作も、企画の相談から、制作、郵送/配布までワンストップでご提供できます。

ハルメク・エイジマーケティングのCRM技術で、シニアマーケティング支援を徹底して行います。ぜひお気軽にご相談ください。

この記事の監修者プロフィール

シニアマーケティングLAB事務局

シニアマーケティングラボ事務局

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