2019.11.27
シニアマーケティングノウハウシニア向け広告で反響をとるためのクリエイティブのポイント
シニアをターゲットにした広告施策を実施される際は、当然ですがシニアに刺さるクリエイティブを考えなくてはなりません。
では、シニアに刺さるクリエイティブとは、一体どのようなものでしょうか。
今回は、シニア女性向け雑誌・カタログを20年以上刊行してきた、弊社のクリエイティブノウハウをご紹介します。
目次
シニアから高い反響を得られる、広告クリエイティブのポイント2つ
まず、シニア向け広告において、広告効果を最大化するポイントはおおきく分けて2つあります。
広告媒体がリーチできる属性を理解する
1つ目は、そのクリエイティブを掲載する広告媒体がリーチできる顧客属性をしっかり分析・理解することです。
シニアといっても、さまざまな顧客が存在します。「男性・女性」、「60代・70代」といった属性や、「趣味・嗜好」など、その広告媒体の読者・会員がどのような属性を持っているか理解しておくことは、広告クリエイティブを考えるうえで欠かせない基本情報です。
「興味/関心」「価値観」「考え方」「心配事」に応える
2つ目は、広告媒体がリーチできる顧客の「興味/関心」「価値観」「考え方」「心配事」に応えることです。
当然ですが、「今注目の●●がおすすめ!」「××が優れた、新商品●●とは?」など、自社が訴求したい商品の強み・セールスポイントを基軸としたプロダクトアウト型の訴求方法では、関心がないためスルーされてしまい、高い広告効果は見込めません。
広告クリエイティブを考える際は、ターゲット顧客が抱えている興味/関心や価値観・考え方・心配事などに応えることができるような、マーケットイン型の訴求を行う必要があるのです。
ここが狙い目!シニアの反響が高い訴求ポイント
では、シニアはどんな内容であれば興味/関心があるのでしょうか。
属性やライフスタイルによってもさまざまですが、シニア全体の傾向としては、次のような訴求ポイントで広告クリエイティブを考えると、反響が良くなる傾向があります。
健康に関する不安
シニアは「生涯健康でいたい」という健康に対する意識・不安が非常に高い傾向があります。
あるアンケート調査では、シニアの8割以上が健康を大切にしているという回答もあるようです。
特に近年では、それを裏付けるように「ボケ防止関連の商材・サービス」がトレンドとなっています。2017年にも、川島なお美さんや北斗晶さんなどの影響からか、癌の検診を郵送でできるキットやがん保険も同様に反響が高まりました。
他にも、弊社が全国のシニア女性を対象に独自に実施したインターネットリサーチ(調査期間:2016年2月8日、有効回答数:331名)によると、シニア女性がよく目にとまると回答した広告の商品内容として、『健康』に関するものが51.6%と高い結果がでています。
友達・他者との繋がりが欲しい
仕事・育児をおえて、時間に余裕のあるシニアは、友達や外部のコミュニティなど、他者との繋がりが欲しいと考えている方が多い傾向があります。特に、共通の趣味がある他者との繋がりが得られる「きっかけ作り」を訴求ポイントとすると、反響が良くなります。
例えば、株式会社ポケモン様の事例では、「ポケモンGO」をシニアに利用促進するために「ポケモンGOを通じて友達と交流できる」ということを訴求ポイントの1つとして打ち出しています。
【シニアマーケティング成功事例】「ポケモン GO」をシニア女性に販促!アプリで運動促進した事例
もっと見る子どもに迷惑を掛けたくない
「老後は子どもに迷惑を掛けたくない」「生活や身の回りのことは、自分でできるうちは自分でやりたい」と考えるシニアも多くいらっしゃいます。商品・サービスを通じて、子どもに頼ることなく「一人でできるようになる」という点を訴求ポイントにするのも、有効な打ち出しの1つです。
シニア向け広告クリエイティブのプロ「ハルメク」の広告サービス
弊社ハルメクは、シニア女性向け雑誌・カタログを20年以上作り続けて蓄積してきたその経験から、シニアに刺さる訴求方法や、近年反響率が高いトレンドなどの情報を豊富に保有しております。そのような知見・経験を活かし、ハルメクでは効果的なさまざまな広告サービスを提供しています。
シニア女性へ効果的に訴求できる方法や媒体をお探しの方は、ぜひ一度詳細をご覧ください。
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この記事の監修者プロフィール
シニアマーケティングラボ事務局
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