老老介護
老老介護 の意味/解説/説明
「老老介護」とは、介護者(介護をする人)と被介護者(介護を受ける人)の両方が65歳以上の高齢者である状態をいう。この状況では、夫婦や親子、兄弟など、家族内で高齢者が互いに介護を行っているケースが多い。
2022年の厚生労働省の国民生活基礎調査によると、65歳以上を介護する人の約6割以上が同じ65歳以上の高齢者であることが明らかになっている。これは、高齢化社会の進行とともに、高齢者が他の高齢者を介護する状況が一般的になってきていることを示している。
老老介護が増加している主な原因は、平均寿命の延伸による高齢者人口の増加、核家族化の進行、高齢者の経済的困窮などが挙げられる。
また、団塊の世代が75歳を迎える2025年には、後期高齢者の割合が全人口の約18%に達すると予測されており 、老老介護の割合はさらに増加する見込みである。このような状況は、介護サービスへの需要の増大や介護者自身の健康問題など、様々な社会問題を引き起こす可能性がある。
老老介護 の解決策
老老介護の悩みや問題点を解決するには、相談と介護サービスの利用がポイントとなる。具体的には下記のような解決策がある。
- 専門家やプロに相談する:地域包括支援センター、市区町村の役所、ケアマネジャー、医療機関、 NPO法人、ボランティアグループなどが運営している民間の相談窓口へ相談する
- 介護サービスの利用を検討する
- 介護施設への入居を検討する
共倒れにならないようまずは相談することから始めてみるとよい。
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