ケアプラン
ケアプランの意味／解説／説明
ケアプランとは、介護サービスの計画書のことをいう。
介護を必要とする利用者やその家族の状況や希望をふまえ、利用者に対する支援の方針や解決すべき課題、提供される介護サービスの目標と内容をまとめたものである。 ケアプランは、要介護者・要支援者が介護保険サービスを利用したいときに必須となる書類である。
要介護者のケアプランは、民間事業者である居宅介護支援事業所に所属するケアマネジャーが作成し、要支援者の介護予防ケアプランは利用者が住む地域を担当する地域包括支援センターが作成する。
ケアマネジャーへの報酬はすべて介護保険でまかなわれているため、ケアプラン作成による利用者の自己負担はない。しかし利用者や家族が作成することも可能であり、これを「セルフケアプラン」という。
ケアプランデータ連携システム
ケアプランデータ連携システムとは、国民健康保険中央会（国保中央会）が提供する、居宅介護支援事業所と介護サービス事業所間をオンラインで書類等をやりとりすることのできる共通の情報連携基盤である。
従来はFAXや郵送、もしくは手渡しなどでおこなわれていたが、2023年4月20日より稼働を開始している。
現在ケアプランデータ連携システムは、介護事業者の利用が義務付けられているわけではない。ただし、厚生労働省が介護現場の生産性向上・負担軽減に向けて導入を推進している。
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