【シニア×LINE×マーケティング】 ハルメクが実践しているSNSマーケティング戦略手法

多くの企業が取り組むSNSマーケティングですが、特にLINEはシニア向けのマーケティング施策として注目を集めています。本記事では、LINEを活用したマーケティングの概要や、実施できる施策内容、さらにハルメクが実践しているシニア向けのLINEを活用したマーケティング戦略とその成果をご紹介します。

目次

シニア向けコンサルティングサービス

シニア向けのSNSマーケティングで特に注目を集める「LINE」

今や人々の生活の一部になるほど普及したSNSは、企業のマーケティングにも積極的に活用されています。
企業がSNSを活用し、消費者への情報発信やコミュニケーションを通じてブランド認知やファン化の促進につなげるマーケティング施策を「SNSマーケティング」と呼びます。主にアカウント運用や広告、キャンペーン情報の発信などがあります。

 

SNSマーケティングのツールとして注目を集めているのが「LINE」です。LINEは特にシニア向けのSNSマーケティングとしても大きな効果が見込めます。
以下では、なぜLINEを活用したマーケティングに注目が集まっているのか、そしてなぜLINEはシニア向けのSNSマーケティングとして大きな効果が見込めるのかを解説します。

LINEを活用したマーケティングに注目が集まる理由

SNSマーケティングで特にLINEが注目されている理由として、普及率の高さと、他のSNSにはないマーケティング上の特長を備えている点が挙げられます。

 

LINE株式会社の調査によると2022年6月末現在、アクティブユーザーは月間9,200万人おり、日本の人口の約70%が利用しています。これにより、LINEは普及率が高く、国内のライフプラットフォームとして定着していることがわかります。

 

出典:LINE株式会社 マーケティングソリューションカンパニー「LINE Business Guide」

 

他のSNSと比較をしてみても、LINEの利用率が高いこともわかっています。総務省が行った「令和2年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によると、SNS系のサービスで全世代の利用率を比較したところ、LINEは90.3%、次に利用率が高いTwitter とInstagramはともに42.3%とLINEの利用率の方が2倍以上も高いことがわかりました。

 

また、10代から60歳以上を含む各年代に偏りなくユーザーがいる点も特長です。
年代ごとのLINE利用率をみると、10代93.7%、20代97.7%、30代95.6%、40代96.6%、50代85.4%、60代76.2%であり、すべての年代において最も利用率が高く、各年代に偏りなくユーザーがいるSNSだと言えます。

 

出典:総務省情報通信政策研究所「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書(令和3年8月)」

 

また、LINEを活用したマーケティングは他のSNSマーケティングと比べ、顧客育成ができることが強みです。
SNSマーケティングの大きな役割には、認知拡大、売上貢献、顧客育成があります。SNSでの訴求は、認知拡大・売上貢献の役割が大きい「プル型」の訴求が多い一方、LINEはユーザーへプッシュ通知で情報発信する「プッシュ型」の訴求も可能です。そのため、「来店きっかけの創出」や、「親密な関係の構築」といった顧客育成の効果が得られます。

 

このように、LINEは性別・職業・年齢を問わず幅広いユーザーに訴求でき、顧客育成も可能なことから、マーケティングの媒体として高い注目を集めています。

シニアにおけるLINEを活用したマーケティングの必要性

先述のように、LINEはシニア世代においても利用率が非常に高い媒体です。
60代ではLINEの76.2%と比べてInstagramは13.8%、Twitterは13.5%、Facebookは19.9%と、極めて低くなっています。
そのため、シニア向けのSNSマーケティングでは、特にLINEの活用が有効です。

 

また、ハルメク・エイジマーケティングが行ったLINE利用に関するアンケート(2022年6月)によると、ハルメク読者のLINEの利用頻度は、「ほぼ毎日」および「週3~5日」が計92.6%でした。他のSNSと比べて、すでにシニアのコミュニケーションツールとして浸透しており、高頻度で利用する方が多いことがわかります。このデータからも、シニア向けのSNSマーケティングとしてLINEが有効であると言えます。

 

では、実際に企業がLINEを使ってマーケティングを行う場合、どのような施策ができるのでしょうか。次章では具体的な施策例をご紹介します。

企業がLINEを活用したマーケティングでできる3つの施策

企業がLINEを活用して実施できるソリューションとして、主に次の3つがあります。

①:LINE公式アカウント

LINE公式アカウントとは、ユーザーに企業や店舗のアカウントを追加していただくことで、家族や友人とLINEでコミュニケーションを取るのと同様に企業がユーザーとつながり、さまざまなやり取りができます。主に「メッセージの配信」、「クーポン配信」、「ショップカード提供」などの機能によってユーザーへの訴求ができます。
無料で利用できるプランもあり、AIによる自動応答を可能にするオプション機能もあり、簡単に始められます。

②:LINE広告

メディアと同様、LINEにも広告枠があり、各企業に適した形で広告配信が可能です。
主なLINEの広告枠として、LINEのトーク画面最上部に広告配信できるトークリストや、アプリ内のニュースページである「LINE NEWS」、金融サービスの入口であるウォレット、おすすめ動画やフォロー中のコンテンツを配信する「LINE VOOM」、後述するLINEアカウントメディアでの広告配信など、多くの配信枠があります。
LINE広告の大きな特長は、LINEを利用する9200万人(月間アクティブユーザー2022年6月時点)に最適な形でリーチすることが可能な点です。また、広告アカウント開設から配信開始まで簡単に進められるため、安心して始めることができます。

③:LINEアカウントメディア

LINEアカウントメディアとは、「LINE NEWS」において参画メディアに提供しているニュース配信方法です。参画メディアはLINEが提供するニュース配信CMSを通して、全国紙やファッション誌、ビジネス誌など各メディアが厳選した記事を、LINE公式アカウントを通じてユーザーにプッシュ配信できます。

 

コンテンツ配信を行える環境・アカウントをLINEが無償で提供し、ポータルサイトのようにコンテンツが選別されるのではなく、参画メディアが配信したい独自の視点・観点のコンテンツを、直接ユーザーに届けられる点が特長です。また、LINEにて担当者を配置し、友だち獲得支援や数値レポートも行うため、効果的な配信が行えます。

 

以下では、実際にハルメクが運用しているLINEアカウントメディアのマーケティング戦略をご紹介します。

ハルメクが実践しているLINEを活用した
マーケティング戦略と成果


ハルメクでは、50代以上の女性を対象とした出版、通信販売、店舗、講座イベントなどの各種事業を展開しており、その一環としてLINEを活用したマーケティングを実施しています。

 

具体的な施策としては、月間600万PV以上のWEBメディア「ハルメク365」への誘導と広告売上を目的に、LINEアカウントメディアの運用・活用を行っています。
LINEアカウントメディアでは、LINE NEWSのような体裁で記事コンテンツの配信を週4回行っており、LINEの友だち数は79万人です。(2022年8月実績)

 

以下では、ハルメクがLINEアカウントメディアにて行っているマーケティング戦略とその成果をご紹介します。

戦略①:さまざまなジャンルの記事を配信し、効果検証

ハルメクでは、LINEでのターゲットニーズを把握するために、さまざまなジャンルの記事をテスト的に配信しています。
LINEでは、記事単位でアクセス数やクリック数(CT)を把握できるため、多様なジャンルの記事を配信し、数値を検証することでLINEにおけるニーズの把握が可能です。

戦略②:ターゲットを絞った訴求

ハルメクでは、ターゲットを明確に設定した訴求を行っています。
LINEを活用したマーケティングを実施する際には、流行・情報に敏感でITリテラシーの高い50代女性である「アクティブ層」をメインターゲットとし、「シニアである」という固定観念を捨ててマーケティングを行っています。
また、WEBコンテンツ制作時には「50代におすすめ」、「60代女性向け」など、タイトルに年代を入れる工夫もしています。「大人向け」といったあいまいな表現よりも、ターゲットを絞るほうがより多くのアクセスを集められます。

成果①:LINEのエンゲージメントランク1位を獲得

ハルメクはLINEアカウントメディア運用によって、LINEのエンゲージメントランキングで1位を獲得という成果を挙げています。エンゲージメントランクとは参画メディアを13ジャンルに分け、各メディアに対するユーザーの反応や満足度をLINE独自の指標でランキング化したものであり、ハルメクは「女性」ジャンルの媒体として、全53媒体中1位を獲得しました。(2022年8月実績)

成果②:ハルメク365への誘導数・広告売上の寄与度が最も高い


LINEからのハルメク365への誘導数は、誘導数トップであるYahoo!ニュースからの誘導数と同規模の実績があります。また、LINEアカウントメディアを利用した広告配信実績も数多くあり、幅広いクライアント企業様に利用されています。
このように、LINEアカウントメディア運用は、ハルメク365の施策の中でも最も寄与度が高いです。

LINEを活用したマーケティング戦略は顧客理解が重要!


SNSマーケティングにおいて特に注目を集めるLINEを活用したマーケティングは、シニア向けの訴求手段として特に有効であり、戦略的に行うことが大切です。
具体的な戦略としては、目標の設定と、目標に合わせたKPIの設定が重要であり、顧客理解を深めながらターゲティングを行うことで成功につながります。

 

本記事でもご紹介した通り、ハルメクは2022年6月にシニア女性に関するLINE利用の実態調査を行いました。シニア向けのLINEを活用したマーケティングの成功に向けて、シニアに対する顧客理解を深めたい方は、最新のLINE利用に関する資料をダウンロードください。

この記事の監修者プロフィール

シニアマーケティングLAB事務局

シニアマーケティングラボ事務局

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