2026.01.23
シニアマーケティングノウハウシニア向け雑誌やデジタル媒体は何がある?特徴で比較
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シニア向けに広告を出したいのに、
・シニア向け雑誌がどれだけあるのか分からない
・読者ターゲットの違いが掴めず、社内で説明しづらい
・雑誌とWEB、どちらに寄せるべきか判断できない
そんな悩みはよくあります。
本記事では、主要なシニア向け雑誌・WEB媒体を“選びやすい形”で整理し、広告検討に必要な情報(読者像/活用法/チェックポイント)をまとめました。候補が絞れたら、媒体資料を見比べて具体条件を詰められるように進め方も紹介します。
目次
シニア向け雑誌・媒体の選び方|主要誌の特徴と広告活用のポイント
「シニア向け雑誌は何がある?」「読者像や特徴を比較したい」「合う媒体があれば広告も検討したい」――本記事は、そんな担当者向けに“候補の媒体”と“選び方の基準”を整理し、そのうえで代表的な雑誌・デジタル媒体を紹介します。
シニア向け雑誌・媒体を選ぶ前に決めるべき3つ
1) 目的:認知か、獲得か
媒体選定は、まず「出稿目的」を決めるところから始まります。認知・獲得で、向く媒体や広告メニュー、効果の見方が変わるため、最初に優先度を固定しておくと検討がブレません。
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認知・獲得:信頼感・世界観づくり(タイアップ、編集文脈での理解促進、自分ごと化の促進)
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獲得:資料請求/購入/来店など、明確な行動へ誘導する(ゴール設定やCTAの設置)
2) ターゲット:年齢だけでなく「課題」で切る
シニアといっても、関心分野「健康」「美容」「お金」「旅行」「趣味」「家族」などで大きく変わります。また、健康状態も大きな影響を及ぼします。
媒体の編集方針=読者の関心と重なるので、“年齢×性別×課題”で検討する必要があります。
3) 媒体タイプ:オフライン/デジタルで「役割を分ける」
「シニアだから、デジタルに疎い」は過去の話で、ハルメクグループの最新調査ではある程度使いこなしているシニアは増えており、今後も増えていくことが想定されます。
雑誌からQRを読み込んでもっと情報を知りたいと行動するシニアも増えており、媒体単位で役割を検討したうえで、カスタマージャーニーを検討する必要があります。
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雑誌:じっくり読ませ、信頼と理解を積み上げ、記憶させる
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WEB:検索・回遊で接触量を増やし、タイアップLPなどと組み合わせることで認知→信頼→獲得の導線を作る
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LINE等:継続接点・再来訪・反復訴求で情報露出を図る
シニア女性向け雑誌の主要候補(特徴と読者像)
まずは、シニアマーケティングのターゲットとして検討候補に挙がるの雑誌を4誌を紹介します。
| ハルメク | 婦人公論 | クロワッサン | 天然生活 | |
| テーマ | 料理のレシピ、生活情報 | 夫婦、仕事、子育て、人付き合い、恋愛、性、健康など | 料理、健康、ファッションなど | インテリア・雑貨、料理、ファッション、道具・手芸 |
| 発行部数 | 約47.2万部 | 約13.9万部 | 約10.9万部 | 約7万部 |
| 読者年齢 | 50代以上 (主に60代-70代) |
40-50代以上 |
30代~50代 | 40代-60代 |
| 雑誌の特徴 | 読者層の保有金融財産が一般世帯より2倍以上高い | 新しい情報への感度が高い読者が多い | 知的好奇心旺盛な女性に向けて、生活スタイルを提案 | 自然体でシンプルな暮らしを自分らしく楽しむためを提案 |
※2026年1月時点(2025年7月~9月:JMPA 印刷証明付部数 より)
シニア女性向け雑誌(50代後半〜70代中心ターゲット)
ハルメク
『ハルメク』は、直販スタイルのシニア女性向け生活総合情報誌です。書店やコンビニなどで販売せず、ご自宅に直接と届ける定期購読でありながら、全月刊誌No.1、販売部数46.2万部を記録※。健康、料理、おしゃれとお金、生活情報など、シニア女性のニーズに幅広く応えられる内容を掲載しています。
読者の大半は50代以上の女性であり、平均年齢は70.8歳で、60~70代の読者が7割を占めます。また、読者層の保有金融資産は一般世帯より2倍以上高い点も特徴です。
チラシやWEB広告、調査インタビュー、イベントなど多様な手段で読者と接触し、意見を収集するとともに把握したシニアのリアルなインサイトを雑誌の記事企画に反映し、シニア女性の支持を得ています。
※日本ABC協会発行社レポート(2025年7月~12月)
雑誌「ハルメク」の詳細については、こちらの資料をご覧ください。
資料ダウンロードミドル〜プレシニア寄り(50代以上の関心が強いテーマで刺さる)
婦人公論
『婦人公論』は、大正5年(1916年)創刊という長い歴史を持つ月刊女性誌です。主な読者層は30-40代以上の女性ですが、幅広い世代に支持され、世代を超えて楽しめる内容となっています。
夫婦、仕事、子育て、人づきあい、恋愛、性、健康など、女性にとって切実なテーマを取り上げ、著名人や芸能人のインタビューなども多く掲載しています。また、最新情報も発信していることから、新しい情報への感度が高い読者も多いことも特徴です。
クロワッサン
『クロワッサン』は、40~50代の女性をメインターゲットに、おいしくて体に良い食事を中心に、料理、健康、ファッションなど生活に役立つ情報を発信する生活・文化雑誌です(月2回発行)。体にやさしい料理や健康的なダイエット方法など、女性の美容と健康に役立つ情報のほか、映画や本のレビューなど、暮らしを華やかにする情報も多数掲載。ウェブや読者招待イベントと連動してシニアへの訴求を積極的に行っています。
生活実用・ライフスタイル提案誌(年齢レンジは広いが、シニアにも刺さる領域)
天然生活
『天然生活』は、「自分らしく楽しめる、シンプルな暮らし」を軸に、手を動かして暮らしを整える世界観を丁寧に届けるライフスタイル誌です。編集方針として「暮らしを育む」「自然体で日常を楽しむ」などを掲げ、流行の速さより“積み重ねで生活を良くする”実用・読み物が強みです。働きながら自分の時間も大切にする層、住まい(持ち家)や生活空間へのこだわりが強い30~40代以上の主婦を中心に幅広い読者層を持っています。
雑誌広告の活用方法|“出した後”まで設計すると失敗しにくい
反響動線(資料請求/サンプル/来店予約)は1つに絞り、受け皿は電話およびネットやLINEなどを組み合わせるとよいでしょう。また、雑誌広告からLPへ誘導する場合、読者インサイトとしては「興味を持ったけれども、まだ不安がある」という状況が考えられるため、判断材料となる情報を適切に配置することが重要です。
効果測定は「直CV」だけで判断しない
雑誌は接触から行動までタイムラグが出やすいので、
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指名検索の増減
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問い合わせの質(検討度)
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同一期間の他施策との相乗
など、複数指標で見るのがよいでしょう。
▼雑誌「ハルメク」の媒体資料はこちら▼
資料ダウンロードシニア向けデジタル媒体 人気ランキング
シニア世代も多くの人がスマホを使いこなすようになった現在では、オンラインの媒体も非常に重要になっています。そこで、以下ではシニアマーケティングにおすすめの媒体を2つ紹介します。
HALMEK up
『HALMEK up』は、月間500万PV以上のシニア女性向けメディアです。プレシニア世代からの「毎日を面白くする情報」をお届けする情報サイトです。新しい感性を持つ50代に相応しいテーマでライフステージや心身の変化を伴う50代に向けて、健康やお金・人間関係などすでに顕在化した課題への対処だけでなく、「より良い人生後半戦」に向けて前向きになれる情報を提供することを目指します。
雑誌「ハルメク」の読者を活用してシニアのニーズを理解する調査力と、充実したコンテンツ企画力により閲覧者の高いロイヤルティを実現しており、LINEエンゲージメントランクでは女性媒体全53媒体中1位を4年連続獲得中(25年12月実績)。
会員は50代以上が約6割であり、60代・70代の読者が中心の雑誌「ハルメク」に比べ年齢層の幅が広く、スマホでの利用が80%を超えています。
「HALMEK up」の詳細については、以下の媒体資料をご覧ください。
趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)
『趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)』は、50代以上のための趣味を通じたオンラインSNSです。「日記」「フォト」「コミュニティ」「イベント」という4つのコンテンツがあり、趣味や気になる話題についての日記や写真を投稿したり、共通の趣味を持つ人とコミュニティで交流したりできるほか、イベントで実際に対面することも可能です。
会員数は約36万人で、旅やお出かけ、写真、登山、自転車、ダンス、ゴルフなど会員が主催する趣味のコミュニティは約3.5万件にのぼります。女性会員は50代と60代で約7割を占めています。
毎日が発見ネット
「50代から始まる新しい人生」というキャッチコピーのもと、「毎日が発見ネット」は「人生のちょっと先のことがわかる!」をテーマに、健康・暮らし・趣味など生活実用系の記事を中心に展開する女性比率が高いウェブメディアです。記事に加えて読者からの「みなさんの体験記」など投稿系コンテンツもあり、共感・相談ニーズを拾える構造です。
シニア向けとうたっていますが、実際の年代層は55歳以下の層の割合が多そうです。
シニア向け雑誌・媒体を選定する際のポイント
ご紹介したようなシニア向け雑誌・媒体を広告掲載先として選定する際には、以下2つのポイントを押さえることが大切です。
自社商品・サービスの特性と媒体の特徴・ターゲット層がマッチしているか
各媒体の特徴や読者層と、自社製品・サービスの特性を踏まえ、広告を通じて商材の魅力・強みを宣伝することが最もオーソドックスなアプローチ方法です。媒体と自社商品・サービスが合っているか、媒体概要を確認して決めていく必要があります。
出稿計画が立てやすく、レスポンスが安定した雑誌・媒体か
広告の成果を出すためには、安定して新規顧客を獲得できる媒体を利用する必要があります。集客が安定すれば、出稿計画を立てやすく、さまざまな挑戦ができます。
安定して新規顧客を獲得できる媒体の特徴は、LTVやレスポンス率が高いことです。また、顧客の回転率が高い媒体も新規顧客獲得に向いています。
シニア向け雑誌・媒体を活用した効果的なアプローチ方法
シニア向け雑誌・媒体を活用したアプローチとしては、以下4つの方法を紙と組み合わせると効果的です。
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応募はがきを送ってもらうアプローチ方法では、「ギフト券プレゼント」などの販促キャンペーンを企画することが可能です。これにより、応募者の属性(性別・年齢・地域)など顧客の情報を取得できるため、ニーズの把握に使用されることが多くあります。
イベント集客では、オンライン座談会などが例として挙げられます。ZoomやGoogle Meetなどの会議システムを利用してシニア顧客を呼び込むことができます。
さらに、「紙媒体で商品を見て、追加情報をQR経由のWEBページで確認し注文する」といったように、オフラインとオンラインを横断的に使用するシニアも増えています。オンライン・オフラインそれぞれの特徴を理解し、両方をビジネスに取り入れることを検討しましょう。
雑誌の特徴
- シニアからの信頼度が高い
- デジタルに苦手意識のあるシニアにも情報を届けられる
- 視認性、可読性、一覧性がある
- 高い保存性と反復接触がある
デジタル媒体の特徴
- ユーザーのリアクションを数字で確認し、効果検証をすることができる
- リアルタイムで不特定多数の人に情報が届けられる
- 自由度の高いコンテンツ作りが可能
- 動画活用で直感的な理解を促せる
シニア向けの雑誌や媒体を活用・選定する際は、このような方法でシニアにアプローチができるのか、も確認しながら行うとよいでしょう。
シニア向けに広告を出稿する際の注意点
シニア向け広告で訴求する際には、ターゲットの具体的なペルソナを描き、「自分にぴったりの商品・サービスだ」と自分事化してもらうことで成果につながりやすくなります。
ペルソナの描き方とターゲティングは一般的な方法で行うと失敗する可能性が高いため、シニアへの訴求では特に、以下の点に注意する必要があります。
・一昔前のシニアに抱くような固定観念(ステレオタイプ)を捨てる
・「シニア」と一括りにしない(年齢層やライフスタイルは多様であるため)
・シニアの視点に立って「自分事化」させるような画像選定や表現を心掛ける
・広告モデルなどの人物像や体験談をターゲットと合わせる
・リサーチデータをもとに、論拠をもって訴求する
ここまで紹介した広告の効果的なアプローチ方法や、出稿時に注意すべきポイントの詳細については以下の記事で解説しています。
まとめ
シニアは基本的に紙媒体に対する信頼度が高いですが、スマホを使いこなすなどITリテラシーが高い人も増えています。そのため、オンライン・オフラインそれぞれの特徴を理解し、読者層や自社商品・サービスの特徴に適した媒体を選ぶことが大切です。
アプローチをする際にはターゲットのペルソナを、「シニア」という固定観念を捨てたうえで的確に設定し、販促キャンペーンやイベントなども活用して「自分事化」させる工夫が重要になります。
以下の資料では雑誌ハルメクの媒体としての特徴や会員属性などを紹介しています。「シニア向け広告媒体として使えるか?」「費用はどのくらいか?」といった疑問をお持ちの方はぜひご覧ください。
この記事の監修者プロフィール

シニアマーケティングラボ事務局
ハルメク独自の調査でわかったシニアの動向やトレンド・実践的なノウハウなど、シニアマーケティングに役立つ最新の情報をご紹介。オンライン・オフラインでの集客のお悩みやCRMの課題など、シニアのことならお任せください!
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