40代・50代・60代以降の女性の年代別「肌悩み」やメイクにおける実態とは

ハルメクは、ミドルからシニア世代に特化した情報発信とマーケティングを展開しています。
40代、50代、そして60代から70代以降に焦点を当て、各世代のリアルな情報をお届けしてまいります。

第1弾として、コスメやスキンケアに関する調査を実施しました。ミドルからシニア層におけるコスメの月額購入金額や消費マインドの変化、肌悩みランキングなど興味深い結果が出ています。ぜひプレシニア・シニア向けマーケティングにご活用ください。


〜調査概要〜
調査手法:Webアンケート調査
調査期間:2024年1月22日(月)〜1月24日(水)
調査対象:全国の40-89歳女性 1,000サンプル
調査主体:株式会社ハルメク・エイジマーケティング 生きかた上手研究所


目次

ファッション美容5要素合計の年代別「月額購入金額」


※ファッション美容5要素《洋服・スキンケア用コスメ商品・メイクアップ用コスメ商品・シャンプー・白髪染め(自宅染め用品)》合計の月あたり平均購入金額


ファッション美容5要素合計の月あたり平均購入金額は、9,547円です。年代別に見ると、40〜50代は月平均8,000円台であるのに対し、60代以上は月平均10,000円前後を消費しています。

注視したいのは、50代以下のミドル層と60代以降のシニア層で、消費額に一定の差がある点です。

60代以降は、住宅ローンの完済や子育てがひと段落したことで経済的に余裕ができ、スキンケアやメイクアップ用品にお金をかけやすくなっていると考えられます。

また、健康的で若々しい見た目を保ちたいと考えている60代〜70代が、自己投資として化粧品購入などに金額をかけていることも推察されます。

消費の行動には、もちろん個人の価値観や思考が大きく影響します。パーソナライズドマーケティングの重要性は言うまでもありません。しかし、年代別の特徴、傾向は、ターゲット層に向けたマーケティングでは大切な要素です。
まずは年代別のトレンドや思考の方向性を把握するためにも、ぜひ今回の調査結果をご活用ください。

なお、スキンケア用コスメ商品、メイクアップ用コスメ商品、それぞれの年代別「月額購入平均金額」など詳細なデータはこちらからダウンロードできます。

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1年前と比較!購入金額の増減と消費マインドの変化

1年前と比べてコスメ商品購入が「減った」とした回答割合は年代が上がるにつれて増加しています。購入金額の絶対値では60代以上が50代以下に比べて高いものの、購入金額が減ったと感じている割合は60代以上の方が高くなっています。これには消費マインドの変化も影響していると思われます。

以前よりも外出機会が増えているにもかかわらず、急激な物価高を肌で感じているために、「美容など自分のための消費」を自重する、あるいは「多少なりとも節約しよう」という意識が、「減った」という回答結果に結びついている可能性も考えられます。

物価高の影響により消費を控える「世の中の空気感」も、消費マインドに影響を与えているのではないでしょうか。特に60代以降では、老後への不安、ライフスタイルの変化もあり、支出を抑制しなくてはという思いから、実際には50代より消費金額が高いものの、「昨年よりは支出を減らした」という意識をより強く感じていると推察できます。

40代・50代・60代がコスメ/スキンケア商品を購入する際の情報源は?

では、スキンケアやメイクアップ商品を購入する際、ミドル〜シニア女性はどんな情報を参考にしているのでしょうか。購買につながる重要な要素を見ていきましょう。

「スキンケア用コスメ商品」購入時の参考情報でもっとも高いのは「口コミサイト・ECサイトの口コミ欄」で、全体平均では15.1%です。ついで「テレビ番組・CM」「企業が発信している女性向け情報サイト」と続きます。

商品購入時に参考にしている情報は、年代によってかなり違いが出ています。

たとえば、「SNS」は40代では16.1%ですが、70代では0.5%と1%を下回っています。「口コミサイト・ECサイトの口コミ欄」は、40代は29.6%にのぼりますが、70代はわずか5.2%です。逆に「チラシ・ダイレクトメール」「通販カタログ(電子カタログ含む)」を購入時に参考にしていると答えた人は年代によって差があり、年代別でみると結構な差のある結果となりました。

「紙媒体」は年代層によっては、依然として非常に有効な販促ツールであると考えられます。紙媒体を好む層をターゲットとした会報誌は依然として同封するチラシ・パンフレットを活用することで追加の売上を獲得するチャンスが広がり、まだまだクロスセルの効果を高めるチャンスがあるといえるでしょう。

また、70代では「特に参考にするものはない」と答えた割合が、全体平均よりも多くなっています。アンチエイジングや美容への関心がいったん薄れ、あきらめを感じやすい年代と言えるのかもしれません。または、長年の習慣により特定の商品を使い続けているため、そもそも情報を求めていないといった要因も考えられます。詳しくはレポートをご確認ください。



年代別「メイク・スキンケア商品」の利用動向


今回の調査では、スキンケアおよびメイクアップ商品における「利用ジャンルの割合」についても詳しいデータを得られました。

スキンケア用品について見てみると、化粧水はどの年代でも広く利用されていることがわかります。メイク落としはタイプ別に見ると、年代ごとに好みの違いが見られました。たとえば、オイルタイプが人気の年代とクリームタイプが好まれる年代があります。

メイクアップ商品についても年代別の特徴が浮かび上がりました。たとえば、肌のシミが気になる年代ではカバー力の高い商品が求められます。口紅は顔色を良く見せる効果が期待できることから、特定の年代で利用割合が高くなっています。

メイクアップは自己表現や気分転換の手段としても女性にとって重要であり、利用する商品にも年代ごとの傾向が反映されています。これらの詳しいデータをダウンロードして、世代別消費動向をぜひご確認ください。

40代から80代までの年代別「肌悩みランキング」


「スキンケア・肌の状態」では、次の4つの悩みが特に高くなっています。

  • 肌のしみ
  • ほうれい線
  • 肌のたるみ
  • 肌のしわ

「メイクの悩み」トップ4は次の通りです。

  • メイクをするのが面倒
  • うまくメイクができない
  • メイクがマンネリ化している
  • 自分に合うものがわからない(色、機能、系統など)

「メイク」に関する悩みは、「スキンケ・肌の状態」と比べると、「悩みは特にない」と答える人が多く、トータルで43.4%です。「スキンケア・肌の状態」に関して「悩みは特にない」と答えた人の割合は16.8%であり、メイクアップよりもアンチエイジングや肌の改善などのスキンケアに対して悩みを感じていることが伺えます。

全体的な傾向として、悩みの多さは50代でピークに達することが見られます。「スキンケア・肌の状態」に関する調査では、50代では目元のシワや毛穴の黒ずみといった悩みのほか、様々な肌の悩みを抱えている傾向がみられます

更年期による体質の変化や、肌質の老化を実感しやすい50代は、これまでと同じスキンケアやメイクではカバーしきれず、何か対策をしなければと悩んでいることが推察されます。

まとめ

今回の調査では、心身ともに変化の大きい「40代〜80代」まで、ミドルからシニアの幅広い層を対象としました。購買のきっかけとなる「情報源」についても、50代と70代では異なる傾向が見られ、肌の悩みも年齢によって違いが見られました。年代ごとに、美容への関心の高さや商品の選択肢が変化する点は注目したいところです。

各年代のリサーチを活用することで、世代特有のニーズや購買行動を把握しやすくなります。これにより、ターゲットに合わせた商品開発やプロモーション戦略を立てることができ、マーケティング効果の向上が期待できます。各年代の特性に応じた効果的なアプローチを検討するため、詳細データをぜひご活用ください。

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この記事の監修者プロフィール

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生きかた上手研究所

ハルメク生きかた上手研究所は、雑誌「ハルメク」の全月刊誌販売部数No.1達成(※)を支えた社内シンクタンクです。「ハルメク」から生まれた4,500人を超えるハルメクモニター(通称:ハルトモ)とのつながりを起点に、コンテンツ・商品・サービスの開発につなげています。

※日本ABC協会発行社レポート2023年7月~12月

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