高齢者

高齢者 の意味/解説/説明

高齢者とは、年老いた人、年齢が高い人という意味である。

高齢者の定義は時代や地域によって変化しているが、世界保健機関(WHO)では65歳以上を高齢者としている。



日本では、行政上の目的によって異なる定義が用いられている。

例えば、「高齢者の医療の確保に関する法律」では、65歳以上を高齢者とし、そのうち65歳から74歳までの人を前期高齢者、75歳以上の人を後期高齢者と定義している。また「改正道路交通法」では70歳以上を高齢者として、高齢者講習の受講や高齢運転者標識の表示を課している。 



「高齢者の医療の確保に関する法律」が制定された1982年(昭和57年)には65歳以上の高齢者の割合は10%未満だったが、2022年には29.1%に上昇している。また、この間に平均寿命も延びている。 

近年では、高齢者の健康寿命が延びていることから、「高齢者」の定義を75歳以上に引き上げる議論もされている。 



高齢者は、様々な身体的・精神的な変化を経験する。身体的には、筋力や骨密度が低下し、視力や聴力が衰える。また、認知機能の低下や慢性疾患のリスクも高まる。精神的には、孤独感や不安感を感じやすくなる。 

高齢者 の歴史

「高齢者」という言葉が使われ始めたのは、1960年代。それまでは「老人」という言葉が一般的であった。しかし「老人」という言葉には、否定的なイメージがあるため、尊重する言葉として「高齢者」という言葉が使われるようになったと考えられる。 



法令では、1963年に制定された「老人福祉法」で、はじめて「高齢者」という言葉が使用された。その後、1973年に「老人保健法」が改正され、「高齢者保健法」に改名された。 



現在では「高齢者」という言葉が公的な文書や報道などで広く使われている。

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